「大学の友達は就活で忙しそうだし、バイト先以外で新しい出会いもないな…」
「K-POPとかカフェ巡りとか、同じ趣味を気兼ねなく話せる同性の友達が東京にいたら最高なのに…!」
こんにちは!SNS活用アドバイザーの凛です。
そんな風に感じているあなた、よくぞこの記事にたどり着いてくれました。
わかります、その気持ち。
私も、新しい環境で「気軽に話せる友達が欲しいな」って思った時、LINE掲示板を使った経験があるんです。
東京でLINE友達を探せる掲示板は、スマホひとつで新しい繋がりに繋がる、とっても便利なツール。
でも、安易に選んでしまうのは、実はすごく危険なんです。
この記事では、ネット犯罪アナリストとして多くのSNSトラブルを見てきた美桜さんの監修のもと、「本当に安全な掲示板」をあなた自身が見抜くためのプロの基準と、危険なユーザーを100%回避する具体的な方法を、私の体験談も交えながら徹底解説します。
この記事を読み終わる頃には、あなたは「どのサイトが安全か」ではなく、「どうすれば安全に楽しめるか」という一生モノの知識を手に入れているはずです。
- 専門家が教える、安全なLINE掲示板を見分ける「7つの絶対基準」
- 【要注意】多くの人が騙される危険なサイトの共通点
- 気の合う友達だけを引き寄せる安全なプロフィールの書き方【例文あり】
まず知って。LINE掲示板に潜む「光と闇」
「LINE掲示板って、本当に気の合う友達なんてできるの?」
「というか、ぶっちゃけ危なくない…?」
まず最初に、あなたのその疑問に正直に答えますね。
答えは、「素晴らしい出会いもあれば、すぐ隣に危険もある」です。
このセクションでは、私がなぜ「このサイトが絶対おすすめ!」と安易に言わないのか、その理由をお話しします。
期待と不安、その両方をリアルに知ることが、あなた自身を守る最初の大きな一歩になります。
美桜氏 (ネット犯罪アナリスト) の視点

ネット犯罪アナリストとして多くのご相談を受けますが、『安全だと思っていた』という声が後を絶ちません。
大前提として理解していただきたいのは、安全な掲示板は『常に変動する』ということです。
今日安全だったサイトが、明日も安全とは限りません。
だからこそ、特定のサイトを無条件に信じること自体が、最も危険な行為なのです。
【凛の体験談】私がLINE掲示板で素敵な出会いと怖い経験をした話
何を隠そう、私自身もLINE掲示板の「光」と「闇」の両方を経験した一人です。
光の部分は、最高の成功体験でした。当時、私と同じく特定のK-POPグループが好きな子を探していて、「〇〇(グループ名)好きな方、カフェでお話ししませんか?」と書き込んでみたんです。
そうしたら、同い年の女の子からメッセージが!最初はLINEで好きなメンバーの話でめちゃくちゃ盛り上がって、「この子、絶対いい子だ!」って確信。
実際に会ってみたら、想像以上に素敵な子で、今では一緒にライブに行くくらい仲良しです。
あの時、勇気を出して書き込んでみて、本当によかったと思っています。
でも、闇の部分も経験しました。
それは掲示板を使い始めたばかりの頃。早く友達が欲しくて、プロフィールに「〇〇大学に通ってます!」「バイト先は△△駅の近くです!」なんて、少し詳しい個人情報を書いてしまったんです。
すると、どうでしょう。
気の合う友達からの連絡はそこそこで、それ以上に「今から会えない?」「家どこ?」といった、ちょっと距離感のおかしいメッセージが何通も届くようになりました。
中には、すごくしつこい人もいて…。
すぐにプロフィールを修正して、その人たちはブロック機能で対処しましたが、あの時の「ヒヤッ」とした感覚は今でも忘れられません。
この経験から私が学んだのは、「どんなサイトを使うか」と同じくらい、「どう自分を使うか(=どう自分を見せるか)」がめちゃくちゃ重要なんだってことです。
なぜ「絶対安全」と言い切れる掲示板は存在しないのか
私の体験談からもわかるように、残念ながら「100%絶対安全」と保証できるLINE掲示板は存在しません。
その理由はとてもシンプルです。
- 誰でも匿名で利用できるから:ほとんどの掲示板は、身分証明書の提出などを必要としません。つまり、悪意を持った人が素性を隠して紛れ込みやすいのです。
- 運営の監視には限界があるから:24時間監視を謳うサイトもありますが、全ての投稿や個人間のやり取りを完璧にチェックするのは物理的に不可能です。
- 新しい手口が次々生まれるから:サクラや業者、詐欺などの手口は年々巧妙化しており、運営の対策が追いつかないケースもあります。
だからこそ、私たちは「運営が守ってくれる」と期待するのではなく、「自分で自分を守る」という意識を強く持つ必要があるんです。
それでも、掲示板で新しい友達を見つけたいあなたへ
ここまで読んで、「やっぱりLINE掲示板って怖いかも…」と感じさせてしまったかもしれません。
ごめんなさい。
でも、これはあなたに諦めてほしくて伝えているわけではありません。
正しい知識という「鎧」を身につければ、危険をしっかり避けながら、かつて私が経験したような素敵な出会いを掴むことは、十分に可能です。
次のセクションから、そのための具体的な方法、プロが実践している「安全なサイトの見極め方」を、一つひとつ丁寧に解説していきますね。
ここからが本題です!
【本題】プロが実践する、安全なLINE掲示板を見抜く7つの基準
ここからは、あなたがLINE掲示板を使う上で「お守り」になる、最も重要な知識をお伝えします。
それは、安全なサイトをあなた自身で見抜くための「7つの基準」です。
これをマスターすれば、もう怪しいサイトに騙されることはありません。
一つひとつ、一緒にチェックしていきましょう。
美桜氏 (ネット犯罪アナリスト) のアドバイス



これから挙げる7つの基準は、LINE掲示板だけでなく、あらゆるネット上のコミュニティで自分を守るための基本です。
最低でも5つはクリアしているサイトを選びましょう。
1つでも不明な点があれば、『何か理由があるのかも』と少し疑ってかかるくらいの慎重さが必要です。
安全なLINE掲示板を見抜く7つのチェックリスト
- 運営者情報
- SSL化 (https://)
- 利用規約
- 監視体制
- 通報機能
- 更新頻度
- 広告の量
基準1:運営者情報(会社の連絡先)が明記されているか
- なぜ重要?:トラブルがあった時に、責任を持って対応してくれる相手がいるかどうかを示す、最も基本的な信頼性の証だからです。
運営者情報が全くないサイトは、何かあっても逃げられるようにしている、と考えるべきです。 - チェック方法:サイトの一番下(フッター)までスクロールし、「運営者情報」「会社概要」「特定商取引法に基づく表記」といったリンクを探します。
- OKライン:会社名(または個人名)、住所、連絡先(メールアドレスや電話番号)がきちんと書かれている。
- NGライン:リンク自体がない、またはクリックしても内容がスカスカ。
基準2:URLが「https://」で始まっているか(SSL化)
- なぜ重要?:あなたがサイト上で入力した情報(IDやメッセージなど)が暗号化され、第三者に盗み見られるのを防ぐための仕組みです。
これが「http://」で始まっているサイトは、セキュリティ意識が低い証拠です。 - チェック方法:ブラウザのアドレスバーを確認します。URLの先頭に鍵マークがついていればOKです。
- OKライン:「https://」で始まっており、鍵マークが表示されている。
- NGライン:「http://」で始まっている、または「保護されていない通信」という警告が表示される。
基準3:禁止事項や利用規約がきちんと書かれているか
- なぜ重要?:どんなユーザーを歓迎し、どんな行為を禁止するのか、サイトのルールを明確に示しているかどうかがわかります。
しっかりした規約があるサイトは、コミュニティの質を保とうとする意思がある証拠です。 - チェック方法:フッターにある「利用規約」「プライバシーポリシー」「禁止事項」などのリンクを確認します。
- OKライン:援助交際、ビジネス勧誘、個人情報の過度な聞き出しなどを具体的に禁止する文言がある。
- NGライン:規約が極端に短い、または内容が曖昧で、誰でも何でもアリのような状態になっている。
基準4:「24時間監視」などのパトロール体制があるか
- なぜ重要?:不適切な投稿や危険なユーザーを、運営側が積極的に排除しようとしているかどうかの指標です。
完璧ではありませんが、監視体制の有無は、サイトの安全性への取り組み姿勢を測る上で重要です。 - チェック方法:「よくある質問」「サイトについて」などのページで、監視やパトロールに関する記述を探します。
- OKライン:「24時間365日パトロール」「不適切投稿は発見次第削除」などの文言が明記されている。
- NGライン:監視に関する記述が一切見当たらない。
基準5:悪質なユーザーを運営に報告できる「通報機能」があるか
- なぜ重要?:もしあなたが不快な思いをさせられたり、危険なユーザーを見つけたりした時に、すぐ運営に対処を求められるかどうかは死活問題です。
これはユーザー自身がコミュニティの安全を守るための、いわば「非常ボタン」です。 - チェック方法:各ユーザーのプロフィールページや投稿の横に、「通報」「報告」といったボタンやリンクがあるか確認します。
- OKライン:通報ボタンが分かりやすい場所に設置されている。
- NGライン:通報機能自体がない、またはどこにあるか非常に分かりにくい。
基準6:投稿が頻繁に更新され、アクティブなユーザーがいるか
- なぜ重要?:何週間も前の投稿ばかりが残っているサイトは、すでに過疎化しているか、運営が放置している可能性があります。
活気があるサイトほど、新しい出会いのチャンスも多く、運営の目も行き届きやすい傾向にあります。 - チェック方法:トップページの新着投稿の日時を確認します。
- OKライン:数分〜数時間以内に新しい投稿がある。
- NGライン:最新の投稿が何日も前、または数週間前で止まっている。
基準7:利用を妨げるような広告が多すぎないか
- なぜ重要?:サイト運営のために広告は必要ですが、あまりにも量が多かったり、画面を覆うような悪質な広告(アダルト系など)が頻繁に表示されたりするサイトは、ユーザーの利便性よりも収益を優先している可能性があります。
そうしたサイトは、セキュリティ対策も疎かになっていることが多いです。 - チェック方法:サイト内を数ページ見て回り、広告の表示頻度や種類を確認します。
- OKライン:広告はあるが、コンテンツを読む邪魔にはならない程度。
- NGライン:クリックするたびにポップアップ広告が出る、画面の大部分が広告で埋め尽くされている。
【参考例】上記の基準でチェックしたLINE掲示板サイト
さて、先ほど学んだ「7つの基準」を使って、実際にいくつかのサイトをチェックしてみましょう。
ここで大事なことをもう一度。
これから挙げるのは「安全なおすすめサイト」ではありません。
あくまで、あなたが自分で判断するための「練習台」、つまり「参考例」です。
※注意※
以下のサイトは、この記事の執筆時点(2025年9月)での情報に基づき評価したものです。サイトの状況は日々変化するため、安全性を保証するものではありません。利用の際は、必ずご自身の責任で、今学んだ「7つの基準」を使って再度チェックしてください。
参考例①「LINE ID 掲示板」- シンプルで利用者が多い
古くからある代表的な掲示板サイトの一つですね。利用者も多く、投稿も活発な印象です。
7つの基準でチェックした結果
- 基準1 (運営者情報):△ (プライバシーポリシー内にメールアドレスの記載はあるが、会社名や住所の記載は見当たらない)
- 基準2 (SSL化):〇 (https://で始まっている)
- 基準3 (利用規約):〇 (禁止事項が具体的にリストアップされている)
- 基準4 (監視体制):△ (明記されていないが、利用規約違反は削除する旨の記述あり)
- 基準5 (通報機能):〇 (各投稿に削除依頼・通報フォームへのリンクあり)
- 基準6 (更新頻度):〇 (数分単位で新しい投稿がある)
- 基準7 (広告の量):△ (広告は多いが、画面を覆うような悪質なものではない)
ユーザー層の傾向



10代後半から30代まで幅広く、友達募集だけでなく、恋愛目的のユーザーも多い印象です。
「誰でも気軽に」という雰囲気なので、目的が合えば良い出会いがあるかもしれません。
利用する上での注意点
運営者情報が不十分な点は少し気になります。
利用者が多い分、変な人に遭遇する確率も相対的に高まるので、「この人、怪しいかも?」と常にアンテナを張っておく必要があります。
参考例②「LINEフレンズ」- 年齢や目的で探しやすい
年齢(中高生、20代など)や目的でカテゴリ分けされており、自分の目的に合った相手を探しやすいのが特徴です。
7つの基準でチェックした結果
- 基準1 (運営者情報):△ (運営者名の記載はあるが、法人格や住所は不明)
- 基準2 (SSL化):〇 (https://で始まっている)
- 基準3 (利用規約):〇 (禁止事項が明確)
- 基準4 (監視体制):〇 (「24時間体制で監視」と明記されている)
- 基準5 (通報機能):〇 (通報フォームが設置されている)
- 基準6 (更新頻度):〇 (投稿は非常に活発)
- 基準7 (広告の量):△ (広告量は標準的)
ユーザー層の傾向



カテゴリ分けがしっかりしている分、同じ年代や目的のユーザーを見つけやすいです。
特に「20代」カテゴリは、大学生や社会人になりたての世代が多いように感じます。
利用する上での注意点
「24時間監視」と明記されている点は安心材料の一つです。
しかし、これも運営者情報がやや不透明なため、過信は禁物。
プロフィールをしっかり作り込んでいる真面目なユーザーも多い反面、手軽さからか軽いノリの人もいるので、見極めが重要です。
参考例③「ジモティー」- 地域密着型で友達探しにも
本来は不用品の売買などで使われるサービスですが、「メンバー募集」カテゴリで友達を探すことも可能です。
7つの基準でチェックした結果
- 基準1 (運営者情報):〇 (株式会社ジモティーとして住所・代表者名が明記。上場企業であり信頼性は非常に高い)
- 基準2 (SSL化):〇 (https://で始まっている)
- 基準3 (利用規約):〇 (非常に詳細な規約がある)
- 基準4 (監視体制):〇 (監視体制について明記)
- 基準5 (通報機能):〇 (各投稿に通報ボタンあり)
- 基準6 (更新頻度):〇 (非常に活発)
- 基準7 (広告の量):〇 (広告は少なく、利用しやすい)
ユーザー層の傾向



地域密着型なので、ご近所さんを探しやすいのが最大のメリット。
「一緒に〇〇公園で運動しませんか?」など、具体的な活動に基づいた募集が多いです。
年齢層はLINE掲示板より少し高めで、落ち着いた大人が多い印象。
LINE掲示板との違いと、利用する上での注意点
運営元の信頼性は抜群に高いです。
ただし、本来の目的が友達探し専門ではないため、純粋にLINE友達を増やしたい、というよりは「共通の目的で会える友達」を探すのに向いています。
LINE IDを直接載せることは禁止されているため、まずはサイト内のメッセージでやり取りする必要があります。
美桜氏 (ネット犯罪アナリスト) の多角的な視点



ジモティーのような大手サービスは運営元が明確なため、サイト自体の信頼性は非常に高いです。
しかし、利用者の目的が『友達探し』だけでなく、『商売』『恋愛』など多岐にわたるため、かえって意図しないトラブルに発展するケースもあります。
サービスが安全だからといって、そこにいる人全員が安全とは限らない、ということを覚えておいてください。
【危険回避マニュアル】ヤバいユーザーを100%見抜いて即ブロックする方法
安全なサイトを選んだとしても、そこにいる「人」が安全とは限りません。
ここからは、あなたの身を直接守るための、より実践的なディフェンス術です。
危険なユーザーには、実は共通した特徴や行動パターンがあります。
それを知っておくだけで、99%のトラブルは未然に防げます。
要注意人物のプロフィール、ありがちな特徴5選
まず、相手のプロフィールから危険を察知するポイントです。一つでも当てはまったら、警戒レベルを上げましょう。
- 写真が不自然に「プロ級」:モデルやインフルエンサーのような、あまりに完璧すぎる写真は、ネットからの拾い画(なりすまし)や業者の可能性があります。
- 自己紹介文が極端に短い or コピペっぽい:「よろしくお願いします。」だけなど、あまりに情報が少ないのは、手当たり次第に連絡している業者かもしれません。逆に、どこかで見たような詩的な文章も注意です。
- すぐに会いたがる、連絡先を交換したがる:「まずは会って話したい」「LINEよりカカオがいい」など、性急に関係を進めようとするのは、他の目的がある可能性が高いです。
- お金持ちアピールがすごい:高級車やブランド品、札束などの写真を載せているのは、投資詐欺やマルチ商法への勧誘が目的かもしれません。
- 日本語がどこか不自然:翻訳機を使ったような、少しおかしな日本語を使っている場合、海外の詐欺グループの可能性があります。
「この人、怪しいかも?」と思ったら確認するべき会話パターン
メッセージのやり取りが始まったら、さらに注意深く相手を観察しましょう。
以下の表に当てはまるサインが見えたら、それは危険のサインです。
危険なサイン | 相手の狙い (可能性) | あなたが取るべき行動 |
---|---|---|
すぐにLINE以外の連絡先 (カカオ等) を聞きたがる | LINEが凍結されるような悪事をしている / 個人情報の収集 | 「まずはLINEで仲良くなってからで大丈夫だよ!」とやんわり断る |
「儲かる話がある」と投資や副業の話をしてくる | 投資詐欺 / マルチ商法への勧誘 | 即ブロック & 運営に通報 |
あなたの個人情報 (最寄駅、職場など) を根掘り葉掘り聞いてくる | ストーカー行為 / 個人情報の悪用 | 「プライベートなことは、もっと仲良くなってから話したいな」とかわす |
「困っている」と同情を誘い、お金を要求してくる | ロマンス詐欺 / 金銭目的 | 即ブロック & 運営に通報 |
あなたを過剰に褒め、すぐに好意を伝えてくる (Love Bombing) | 恋愛感情を利用した詐欺 / 支配 | 一歩引いて冷静に観察する。「まだお互いよく知らないし、ゆっくり話そう」と伝える |
凛が実践している、安全なLINE交換の手順
「この人なら大丈夫そう!」と思っても、油断は禁物。私はLINEを交換する時、必ずこの手順を踏んでいます。
簡単だけどすごく効果的なので、ぜひ真似してみてね。
- 自分のLINEのQRコードを表示し、スクリーンショットを撮る:この時、自分のLINE IDが表示されていないか確認!
- 掲示板のメッセージ機能で、そのスクショ画像を送る:相手に自分のQRコードを読み取ってもらいます。
- 相手から「追加したよ!」と連絡が来たら、LINEで友達になっているか確認する。
- 確認できたら、掲示板に送ったQRコードの画像をすぐに削除する!
なぜこの方法がいいかというと、不特定多数の人が見る場所に自分のQRコードやIDを晒さなくて済むからです。
万が一相手が危険人物だったとしても、画像を消してしまえば、それ以上情報が拡散するリスクを最小限にできます。
ID検索を許可していない人でも交換できるのもメリットです。
【究極の安全策】掲示板より「LINEオープンチャット」がおすすめな理由
ここまでLINE掲示板の安全な使い方を解説してきましたが、「やっぱり、知らない人と直接繋がるのはちょっと怖いな…」と感じた正直なあなたへ。
そんなあなたにこそ、私が最終的に一番おすすめしたいのが、LINEの公式機能である「オープンチャット(オプチャ)」です。
オープンチャットは、匿名で参加できるグループチャット機能。掲示板と違って、いきなり1対1になるのではなく、まずは同じ趣味や興味を持つ人たちとグループで話せるのが最大の特徴です。
掲示板にはない、オープンチャットだけの3つのメリット
- 個人のLINEアカウントがバレない:オープンチャットでは、グループごとに専用のプロフィールを設定できます。
あなたの普段のLINEアカウント(本名やアイコン)が他の参加者に知られることは一切ありません。
これが最大の安心ポイント! - 同じ趣味の仲間がすぐに見つかる:「東京カフェ巡り」「20代K-POP好き」など、具体的なテーマのグループがたくさんあるので、掲示板で一人ひとり探すよりも、遥かに効率的に気の合う仲間が見つかります。
- LINE公式の監視体制がある:不適切な発言はAIや運営によって自動的に削除されることもあり、個人の掲示板サイトよりも厳しいルールで管理されています。
東京の20代女子向け!「カフェ好き」「K-POP好き」が見つかるオプチャ検索のコツ
LINEの「オープンチャット」タブから、興味のあるキーワードで検索するだけ。
でも、ただ検索するだけじゃもったいない!良いコミュニティを見つけるコツは、複数のキーワードを組み合わせることです。
- 東京 カフェ巡り 20代
- K-POP 雑談 女子
- 都内 週末ごはん会
- 〇〇(好きなアイドルの名前) ファン
こんな風に、「地域」×「趣味」×「年代 or 性別」で検索すると、あなたにピッタリの場所が見つかりやすいですよ。
参加する前に、グループの人数やトークの活発度、ルールなどをチェックするのを忘れずに。
オープンチャット内で、安全に個人LINEを交換するまでの流れ
オープンチャットで仲良くなった子と、もっと個人的に話したいなと思ったら…?
- まずはグループ内でたくさん話す:焦りは禁物。まずはグループ全体の会話に積極的に参加して、相手がどんな人なのか、信頼できるかを見極めましょう。
- 自然な流れで1対1の会話へ:オープンチャットには、特定の相手とだけ話せる「メンション」機能があります。
それを使ったり、「この話、もっと詳しく聞きたいな」と感じたりしたら、流れで個人LINEの交換を提案してみましょう。 - 交換方法は前述のやり方で:交換する際は、先ほど紹介した「QRコードのスクショを送る」方法がここでも有効です。
美桜氏 (ネット犯罪アナリスト) のアドバイス



オープンチャットは非常に優れた機能ですが、ここも100%安全な聖域ではありません。
グループ内で信頼関係を築いたと見せかけて、1対1になった途端に勧誘や詐欺に誘い込む手口も報告されています。
グループ内での言動と、個人間のやり取りで態度が急変するような相手には、特に注意してください。
LINE掲示板のよくある質問(FAQ)
最後に、みんなが疑問に思いがちなポイントをQ&A形式でまとめました。
身バレする可能性は?どこまで個人情報を書くべき?
可能性はゼロではありません。だからこそ、個人情報は徹底的に守りましょう。
プロフィールに書くべきではない個人情報は以下の通りです。
- 本名、住所、最寄駅
- 学校名、会社名
- SNSのアカウント(Instagram, Xなど)
- 自宅や職場が特定できる写真
「東京在住の22歳、趣味はカフェ巡り」くらいに留めておくのがベストです。
仲良くなって、本当に信頼できると確信できるまでは、プライベートな情報は絶対に明かさないようにしましょう。
もし変な人に絡まれたらどうすればいい?
一切相手にせず、即「ブロック&通報」が鉄則です。
少しでも「不快だな」「怖いな」「怪しいな」と感じたら、何も考える必要はありません。
返信したり、言い返したりするのは絶対にNG。
相手はあなたの反応を楽しんでいるだけかもしれません。
ためらわずに、LINEのブロック機能を使い、サイトの通報機能で運営に報告しましょう。
あなたが一瞬でも嫌な思いをしたのなら、そうする権利が十分にあります。
美桜氏 (ネット犯罪アナト) のアドバイス



『ブロックしたら、逆上されて何かされるかも』と不安に思う方がいますが、その心配はほとんどありません。
悪質なユーザーの目的は、手軽に反応してくれる相手を見つけることです。
反応がなく、すぐブロックする毅然とした態度は、『この人は騙せない』という最も効果的なサインになります。
少しでも『嫌だな』と感じたら、あなたが我慢する必要は一切ありません。
掲示板で出会って、実際に会うのはアリ?ナシ?
慎重に判断すれば「アリ」ですが、安全対策は120%徹底してください。
私が素敵な友達と出会えたように、実際に会うことで関係が深まることもあります。
でも、会うと決めるなら、以下のルールを絶対に守ってください。
- すぐに会わない:最低でも数週間はLINEでやり取りし、ビデオ通話などで相手の雰囲気を確認する。
- 昼間の人目のある場所で会う:最初の約束は、明るい時間帯のカフェや商業施設など、人がたくさんいる場所にしましょう。
- 個室や密室は避ける:カラオケやドライブなど、二人きりの空間に最初から行くのは絶対にダメ。
- 家族や友人に伝えておく:「誰と、どこで、何時に会うか」を、信頼できる人に必ず伝えておきましょう。
- 少しでも違和感があれば、会う約束をキャンセルする勇気を持つ。
あなたの直感は、最高のセンサーです。少しでも「ん?」と思ったら、自分の心に従ってくださいね。
まとめ:正しい知識で自衛して、東京で楽しい友達を見つけよう!
長い時間、お疲れ様でした。
ここまで、LINE掲示板に潜む危険性と、それを乗り越えて安全に楽しむための具体的な方法を、これでもかというくらい詳しくお伝えしてきました。
一番大切なことをもう一度。
「絶対に安全なサイト」を探すのではなく、「どんなサイトでも安全に使える自分」になること。
この記事で紹介した知識は、そのための強力な武器になります。
最後に、今日学んだことを忘れないように、チェックリストを用意しました。ブックマークして、掲示板を使う前には必ず見返してみてくださいね。
チェック項目 | OK? |
---|---|
✅ 安全なサイトを見分ける「7つの基準」を覚えたか? | ☐ |
✅ プロフィールに個人情報を書きすぎていないか? | ☐ |
✅ 危険なユーザーの特徴を理解したか? | ☐ |
✅ すぐに会おうとせず、まずはLINEでしっかり話すことを徹底できるか? | ☐ |
✅ より安全なオープンチャットも選択肢に入れたか? | ☐ |
新しい出会いは、あなたの世界をきっと豊かにしてくれます。
正しい知識でしっかりと自分を守りながら、ぜひ東京で素敵な友達と繋がってください。
この記事が、そのきっかけになれば、私にとってこれ以上嬉しいことはありません。応援しています!
■この記事の監修者
美桜(みお)
ネット犯罪アナリスト / 注意喚起ブログ運営
自身の経験から、SNSに起因する若者のトラブルを未然に防ぐことを目的に、注意喚起ブログを開設。
専門知識と分かりやすい解説で月間10万PVを集める。オンラインでの誹謗中傷や詐欺被害者の相談にも応じている。